こんにちは!
今週のブログは営業・企画の野田が担当します。
2週間ほど前ですが、熊本県立美術館で開催されている「熊本県立美術館開館50周年記念特別展 わたしたちのルノワール」へ行ってきました。

小学校の頃、図工の教科書で「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢」の肖像画を見て以来、大ファンになった画家「ピエール=オーギュスト・ルノワール」。現在でも日本人に広く愛され、親しまれている画家です。
きっと、こちらの可愛らしいイレーヌちゃんの作品を一度は目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

(※こちらの肖像のモデルである「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢」も激動の生涯を送った女性で、その話もしたいのですが長くなってしまうので、また別の機会に。)
すっかりルノワールの虜になって以来、印象派展が開催されるたびに足を運んでいましたが、ルノワール展にはなかなか行く機会がありませんでした。
今回は絶好の機会と思い、熊本まで足を運んできました。

熊本県立美術館が開館して間もない頃に収蔵されたという「胸に花を飾る少女」は、今回撮影が可能でした。

ルノワールらしい美しい花々、透けるように柔らかな肌、そして繊細な筆遣いが光をまとってきらめくような表現に、思わず見入ってしまいました。
ルノワールは、生涯「人の幸せな瞬間」だけを描き続けたと言われています。
晩年はリウマチを患い、指がほとんど動かなくなっても、筆を手に巻き付けながら制作を続け、それでもなお、美しい花や人々の幸せな瞬間を描き続けました。
そして最期には、「少しだけわかったような気がするよ」という言葉を残し、亡くなる直前まで花の絵を描いていたそうです。
作品の隅々から伝わるルノワールの息遣いや情熱、そして絵に込められた温かさに圧倒され、鑑賞後はしばらく放心したような気持ちになりました。
帰りのバスでは熊本城を眺めながら、「10年前よりもずいぶん復興が進んで、本当によかったね。」と話していました。
しかし、そのわずか1週間後に再び熊本で大きな地震が発生したことを知り、言葉を失いました。
私はアパレルの仕事に携わり、これまでイオンや、百貨店、ファッションビルなどのテナントで長く勤務してきました。
そのため、報道でイオンのテナント内に取り残された方々や、懸命な救助活動の様子を目にすると、
とても他人事とは思えず、胸が締め付けられる思いでした。
被災された皆さまが一日も早く安心して日常を取り戻せることを、心よりお祈り申し上げます。

