今週のブログ担当は、営業・企画の野田です。
今日は少し重たいテーマになりますが、「ラナ・プラザの悲劇」について書きたいと思います。
2013年、バングラデシュで起きたラナ・プラザの崩落事故。
衣料品工場が入ったビルが崩れ、1,100人以上の尊い命が失われました。
犠牲になったのは、私たちが日常的に身につけている服を縫製していた人たちです。
この出来事が起きた2013年は、私自身が新卒としてアパレル業界に足を踏み入れた頃でもありました。
当時は販売員として店頭に立ち、目の前のお客様に服を提案することに向き合っていました。
その一方で、その服がどこで、どんな環境のもと作られているのかまで深く考えられていたとは言えません。
業界の一員になった年に起きたこの事故は、後になって決して他人事ではなかったと感じる出来事でした。
ラナ・プラザの背景には、安い賃金、長時間労働、立場の弱さにつけ込んだ肉体的・精神的暴力があり、中には、ここには書けないような扱いを受けていた女性たちもいたと言われています。
それでも彼女たちは、生活のために働かざるを得ませんでした。
私たちは、ファストファッションの形をとっていません。
生産の多くを国内工場で行い、受注生産を基本とすることで、服のロスが生まれないよう取り組んでいます。
すべてが正解だとは思っていません。
それでも、あの年の出来事を忘れず、どんな服を、どんな形で届けるのかを考え続けることが、服づくりに関わる者の責任だと考えています。
このブログが、一着の服の背景に、少しだけ思いを巡らせるきっかけになれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

